Press "Enter" to skip to content

かかる前に予防が肝心!子供のインフルエンザ対策


毎年、冬になると流行するインフルエンザ。高熱や筋肉痛といった主症状に加え、急激に症状が進んでいくこともインフルエンザの特徴です。普通の風邪と違い症状がひどくなりやすいインフルエンザは、かかる前に予防対策をしっかり行うことが重要です。

インフルエンザにかからないためのポイント

インフルエンザ予防というと、多くの人が思い浮かべるのは予防接種ではないでしょうか。毎年10月ごろから予防注射の接種が始まり、乳幼児のいる家庭では予防接種をする人が多い傾向にあります。インフルエンザシーズンが近づくと話題に上る予防接種ですが、実は「かからないようにする」というよりも「重症化を防ぐ」という意味合いが強いということをご存知でしょうか?
インフルエンザの予防接種では、予防できる確率は60~70%だといわれています。これは「100人いたらそのうちの60~70人はインフルエンザにかからない」という意味ではなく、「予防接種を受けなかった人に比べて60%の予防効果がある」という意味です。よく『予防接種を受けたのにかかった』なんて声を聞くことがありますが、予防接種の効果の意味を正しく理解していないため誤解が生じているわけなのです。

とはいえ、予防接種をしない場合よりも予防効果が期待でき、かかった場合も比較的軽症で済むことが多いというメリットがあります。予防効果を高めるためには、手洗いうがいを徹底し外出のときはマスクを着用する、加湿器などで室内を適度に加湿する、といった日常生活での対策が有効です。

子供がインフルエンザにかからないためには

子供たちが普段過ごす幼稚園や保育園、学校といった集団生活の場では、誰かがインフルエンザにかかるとあっという間に感染が拡大します。このため、できるだけ早いうちから予防対策を取ることが肝心です。流行シーズンになる前に予防接種を済ませ、家庭環境でも予防に有効なことをどんどん取り入れていきましょう。
インフルエンザの予防接種は、受けてすぐに効果が出るわけではありません。約2週間をかけて体内に抗体が作られるので、抗体ができる前にかかってしまう可能性もあるのです。
また、インフルエンザの潜伏期間は1~7日間といわれており、潜伏期間中に予防接種をしても発症は防げません。予防接種後1ヶ月で抗体の効果がピークを迎え、3ヵ月後あたりから低下していき、5ヵ月後には効果が消えてしまうといわれています。流行予想時期と抗体ができるまでの時間を考慮し、最も効果的とみられる時期に予防接種をすることが大切です。

また、インフルエンザウイルスは衣類やカバンなどに付着して家庭内に持ち込まれる場合があります。大人の体に付着したウイルスが子供に感染することもあるので、仕事から帰宅した親御さんはすぐに子供に触れないよう気をつけましょう。家に入る前に衣類やカバンを除菌することもおすすめです。子供がインフルエンザにかからないよう、大人もできることから予防対策を始めましょう。

参照

東洋経済オンライン